サービス形態(XaaS)
2024/07/10
その他XaaSとは
XaaS(X as a Service)は、”X”を提供するクラウドサービスの総称。XaaSを利用することで、従来は自社で構築・運用していたシステムのコストを大幅に削減できる。代表的なXaaSとして、IaaS、PaaS、SaaS、DaaS、BaaS、IDaaSなどがある。
各種XaaSの管理範囲を表した図を以下に示す。

IaaS(Infrastructure as a Service)
IaaSは、物理サーバー、ストレージ、ネットワークなどのITシステム基盤をサービスとして提供する。IaaSを利用すると、基盤の構築や運用管理が不要になり、必要なリソースを柔軟に利用できるようになる。Amazon EC2などがこれに該当する。
PaaS(Platform as a Service)
PaaSは、アプリケーション構築のためのプラットフォームをサービスとして提供する。PaaSを利用すると、サーバーの構築、ミドルウェアの管理、環境の設定などが不要になり、開発者がアプリケーション本来の開発に専念できるようになる。AWS Elastic Beanstalkなどがこれに該当する。
SaaS(Software as a Service)
SaaSは、ソフトウェアをサービスとして提供する。SaaSを利用すると、インストールやアップデートをすることなく、ユーザーがソフトウェアを利用できるようになる。Microsoft Office、Dropbox、Slack、freeeなどがこれに該当する。
DaaS(Desktop as a Service)
DaaSは、クラウド上の仮想デスクトップ環境をサービスとして提供する。DaaSを利用すると、ユーザーはどこからでも同一のデスクトップ環境にアクセスできるようになる。Amazon WorkSpaces、Azure Virtual Desktopなどがこれに該当する。
BaaS(Backend as a Service)
BaaSは、アプリケーションのバックエンド機能(データベース、認証、プッシュ通知、クラウドストレージなど)をサービスとして提供する。BaaSを利用すると、開発者はバックエンドの構築にかかるコストを削減し、迅速な開発ができるようになる。Firebase、Supabaseなどがこれに該当する。
IDaaS(Identity as a Service)
IDaaSは、複数のサービスに対する一元的なID管理や認証機能をサービスとして提供する。IDaaSを利用すると、セキュリティを強化しつつユーザーの利便性を向上できる。AWS Cognito、Auth0、Firebaseなどがこれに該当する。
その他のXaaS
その他にも、クラウド市場の進展に伴い、FaaS(Function as a Service)、CaaS(Container as a Service)、HaaS(Hardware as a Service)など様々なXaaSが登場している。