クラス図
2022/01/09
プログラミングクラス図とは
UML(Unified Modeling Language: 統一モデリング言語)の代表的な図の一つ。 クラス図では、クラスと関連を用いてクラス間の依存関係を視覚的に表現できる。
クラスの表記
クラスは、3つの区画に分割された長方形で表記する。3つの区画には上から順にクラス名、属性、メソッドが記載される。
属性やメソッドのアクセス可能性は、+、#、-といった記号を各属性やメソッドの前に記載することで表現する。
記号 | アクセス可能性 | 意味 |
+ | public | すべてのオブジェクトからアクセス可能。 |
# | protected | 自クラスと派生クラスからのみアクセス可能。 |
- | private | 自クラスからのみアクセス可能。 |
例えば、属性として製品番号、メソッドとしてrunとstopをもつVehicleクラスは次のように表記できる。
関連の表記
クラス同士の関連としてよく使われるものに、集約、コンポジション、継承、依存があり、それぞれ以下のように表記する。
例)空港は航空機を保持している
(例)タイヤは車の一部である
例)三角、四角、丸は図形の一種である
例)人が電話を使用している